基本的に寒冷地仕様だからか、念入りなコンポーネントカバーが施されており、ずぶ濡れになっても水から出ていれば射撃可能で、M16のような部品配置から来る高精度ではなくシステマチックな銃で、砂漠で砂埃が混じったりしても概ね利用可能である。全体的にかなり大ぶりになっているが、ピストンロッドが下部にあり反動で回転しにくく、重心がやや遊びのある銃身先端よりで反動と調和しやすく、射撃を前提にすれば取り回しや構えやすさにも優れる。
その他
グリップを引き抜くと安全装置の代わりになる。これはソ連崩壊後のエリツィン政権〜プーチン政権初期に横行した軍の銃器の横流しを防止する意味合いが強い。銃身側面の風車型のパーツはゼロイン距離をアイアンサイトで切り替える為のもの
主な欠点
重い
西側の製品で常識のピカティニーレールに対応せず、夜戦用の暗視装置などがあるにはあるが、かさばるデメリットが大きい。
相当な精密金属加工による機械式の極大化が図られ(もちろんAKと異なりコンピュータ制御のくりぬき製造)、値段が高い。
また、精密すぎたのかノウハウが足りないためか信頼性に問題があるらしく、ROST2005(火器見本市)のデモ射撃では、頻繁に作動不良を起こしていた。
外見はAKそっくりだが、射手が気軽に分解メンテナンスをする事はできなくなった。
配備状況
1994年にロシア軍に制式採用された。当初はエリート特殊部隊(スペツナズ)に配布されるに留まったが、近年のロシア経済の回復により、現在概ね1小隊につき1丁の配備まで進んでおり、ドラグノフ狙撃銃と併用することでAKの短射程問題をカバーする運用を行っている。AN-94の射程支援に合わせたと思われる狙撃銃SV-98も開発された。
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